元々このHPでコラムを書いていたんだけど、なんとなくWordpressへ移行したんだよね。
引っ越して最初の頃は少ないながらも検索からの流入があったの。
でもある時を境にインデックスしてくれなくなって検索対象から除外されちゃったんだよね。
元々インデックスされてたものまで外れていっちゃって、
最終的にトップページと記事一覧へのリンク2つだけを残して、
まったく検索してもでてこない状態になったもんだから、
こんな状態になって書く意味あんの?って思うじゃない。
だから記事を書くこともやめてしまったし更新すらしなくなった。
チンパンジーが書いたようなでたらめ名文字の羅列なんかが、
インターネットを汚して検索しづらい世の中になったらそりゃ問題だ。
でも、なにをもって「悪質」だとか「ごみ」だとか、
「必要とされている」だとか、
そういうのって人それぞれに答えがあるものなんだと思う。
誰かが決めることじゃないと思うんだけど、
一企業の選定で情報が作為的に削除され続けている。
それって本当に大丈夫なの?って危うさもあるよね。
よく日本じゃ中国によくネット検閲を報じるけれど、
知らぬ間に調べられなくなってる状況ってどの国にでも起こりえるし、
検閲されていても気づかなくたってふしぎじゃない。
機械的であろうと明らかな意図があろうとコンテンツは削除される。
焚書の際に必要な本として残すものと不要な本に選り分ける図書館のように、
どういう観点から「不要」なのか不明瞭なままコンテンツは葬られる。
しらないものは調べれようとも思えない。
100年前の本は実物さえあれば読むことができる。
でも100年前のWebサイトを果たして見ることができるのだろうか?
Wayback Machine や Web魚拓 のようなサービスが
恒常的にインターネットを支えなければ、
インターネットの持続可能性は紙媒体よりはるかに劣ってしまうだろう。